マガモの生態

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(H29.9.5 中の川沿)>

・中の川沿いです。

・マガモがみられます。時には、アオサギ、ダイサギも来ます。

・雪がふると川が凍りますのでマガモ達は、飛び立ち春になると戻ってきます。

・時には、オシドリもくるそうです。

<マガモのオス(色彩鮮やか)とメス(地味目)です。(H27.1.6)>

・姿の美しいオスが、繁殖期を過ぎるとメスのような姿(色)にと変身してしまいます。これをエクリプスといいいますが、派手な目立つ姿は生存に不利

・だからと思われていますし、丁度、羽根が生え変わる時期だそうです。

・マガモの生態は4~8月に一夫一妻で繁殖しますが、ツガイの関係は抱卵期に解消します。卵の数は平均11個で、メスのみが抱卵し、雛は28~29日ぐらいで孵化します。

・雛は42~60日で飛べるようになります。育てるのはメスのみです。そういえば、5月頃のカモは、抱卵時期でもあり、オスばかりでした。

・一方、同じ野鳥でもアオサギは、雌雄交代で抱卵します。抱卵日数は 25~28日で、巣立ちまでさらに約50~55日間育雛しますが、この間も雌雄共同で行います。

変身後のオス(H28.7.15)>

・メスになる途中です。首から下が変です

・一般的にいうと、晩春~初夏の抱卵開始時期にオスの翼が一気に抜け落ち、しばらく飛べない期間(1~2週間)を挟んではえそろいます。

・羽根が生え変わる期間は、2ヶ月くらいです。写真の11月26日では、生えそろっています。

・メスとの区別は、クチバシがオスは常に黄色だけなので(雌は黒が混じります)可能だそうです。繁殖期になると、また派手な姿に戻って、メスの気を惹くようです。

<元に戻ったオス(H28.11.29)>

・マカモは、本州では、冬鳥ですが、北海道では留鳥です。この旧中の川のマガモは、冬になると川が凍ってしまいますので、凍らない創成川へ移動していると思います。

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