・星とは元来,太陽と月を除くすべての発光天体に与えられた名称。狭義では恒星「fixed star」のみをさします。俗称としては、惑星その他です。

・強い光を放つ恒星たちを集めて、夜空に絵を描いたものが星座で、ギリシャ神話中の人物や動物・器具などに見立てて適当に結び付け、天球を区分したもの。

・星座の見え方には、地球の自転によって星空(天球)が1日に大きく移り変わっていく動きと、地球が公転によって太陽の周りを1周することで生じる、
ゆっくり移り変わっていく季節の動きの二つが組み合わさったものが現れているわけです。

・占い好きのバビロニア人によって占星術が行われるようになったことからでした。これが、現在も星占いで使われる「12星座」の原型となりました。

・「12星座」の後でギリシャにも星座が生まれ、神話が作られました。基本的にすべてギリシャ神話が由来となっています。

・おひつじ座 3/21~4/20、おうし座 4/21~5/21、ふたご座 5/22~6/21、かに座 6/22~7/23、しし座 7/24~8/23
   おとめ座 8/24~9/23、てんびん座 9/24~10/23、さそり座 10/24~11/22、いて座 11/23~12/22、やぎ座 12/23~1/20
   みずがめ座 1/21~2/19、うお座 2/19~3/20

・春の宵の北の空では北斗七星がみつけやすい。明るい7個の星が柄杓(ひしゃく)の形に並んだ姿は春の星座をみつけだすよい目印になっている。

・夏の星空では、日の暮れかかるころ、七夕の2星として知られるわし座のアルタイル(牽牛(けんぎゅう))とこと座のベガ(織女)をみつけること。

・秋の宵空には、真南の中天に輝くみなみのうお座の1等星フォーマルハウト以外に目につく明るい星がないので、みつけにくい星座が多い。

・冬の夜に南の空を見上げて、斜め一列に並んだ3個の星と、それを取り囲む長方形の明るい星列である。とくに「三つ星」を挟んで向かい合う左上角の赤い1等星
  ベテルギウスと右下角の青白い1等星リゲルの輝きが目をひいている。これがオリオン座である。

・流星とは、流星物質(宇宙空間の粒子)が地球に高速で突入し地球大気の原子や分子と衝突し,プラズマと呼ばれる状態となり,発光現象を起こしたものです。

・毎年ほぼ安定して、多くの流星が流れる3つの流星群「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれます。